目の前にある幸せって? 親子愛の尊さ絵本に
(記事より)
日出町日出の金丸智子さん(68)が絵本「こぐまとキツネのしっぽ」(A4変形判・28ページ)を自費出版した。初版は千部を製作。金丸さんは「目の前にある幸せ、世界で1人だけの母親の温かさを感じてもらえたら」と話している。
「だって、ぼくには、あんな大きなしっぽがないんだもの」。雪景色の森の中、大きく金色に光る尻尾を持ったキツネに出会った子グマ。母親グマから自分の尻尾をほめられてもキツネと比べてうらやましがってばかり。何日か後、キツネと再会するが...。